完全な収録ソリューション
スタジオの映像キャプチャ、管理、配信の方法を変革する専用設計のハードウェアとソフトウェア。
コア機能
プロフェッショナルスタジオのスタンダードを支える4つの柱
リアルタイム4チャンネル収録
SyncVVは4系統のSDI信号を同時にリアルタイムでMP4ファイル(H.265エンコード)に変換。収録停止から数秒後には、ポストプロダクションで即座に使用可能な映像素材ファイルが出力されます。
SDIからMP4へ瞬時変換 / H.265エンコーディング / インジェスト遅延ゼロ


自動テイク管理
Vicon Shogunシステムとの連動により、テイク登録から収録開始・終了まで完全自動化。テイク名もボリュメトリック撮影システムと完全一致し、撮影完了後すぐにポストプロダクション工程に移行できます。
Vicon Shogun連携 / 自動テイク名生成 / メタデータ
ポスプロでのフレーム合わせ作業が不要に
タイムコード収録開始・終了指令により、収録素材の先頭フレームと最終フレームを完全に一致。複数台並列稼働でも頭のフレームが完全に揃う同期収録制御を実現します。
タイムコードトリガー収録 / VITC/LTC対応 / 完全同期


シームレスなポストプロダクション連携
JSON形式のオープンなプロジェクトファイル、Excelエクスポート、クラウドファイル共有サービスとの連携により、収録現場から編集室まで自動化されたワークフローを構築できます。
JSONプロジェクトファイル / Excelエクスポート / NAS共有 / クラウド同期
v2.0で変わるスタジオワーク
画面レイアウトの自由度が向上し、日々の作業がもっと快適に


自分好みの作業環境を作れる
サイドモニタとセントラルモニタの2種類のレイアウトから選択でき、マウスで自由にサイズ変更が可能になりました。スタジオごとの運用スタイルに合わせた画面構成ができるようになり、慣れた配置で作業できる安心感が、日々の撮影をより快適にします。
大事なものだけ、大きく見える
モニター表示チャネルを選択して、確認が必要なカメラだけを大きく表示できます。入出力モニターのフローティング機能により、必要な映像を独立ウィンドウで確認することも可能になりました。撮影中の「見逃したかも」という不安を解消し、安心して作業に集中できます。


視界をすっきり、操作に集中
トランスポートコントロールの表示/非表示、入出力モニターの折りたたみ、テイクリスト表示項目のカスタマイズにより、必要な情報だけが目に入る画面を実現できます。情報過多による疲労を軽減し、長時間の撮影でも集中力を維持できます。
撮影後の作業がもっとスムーズに
テイクリストのフィルタリング結果をそのままエクスポートに活用できるようになりました。必要なテイクだけを素早く選んでポストプロダクションへ渡せます。テイク名へのタグ挿入機能も追加され、手作業のミスと手間を削減し、撮影後のワークフローがよりスムーズになります。


離れた場所からでも収録状態がわかる
FlexTally Pro対応により、物理タリーランプでシステムの収録状態を表示できるようになりました。モニター画面を確認できない位置にいるスタッフにも、収録中かどうかが一目で伝わります。チーム全体の状況認識が向上し、撮影現場のコミュニケーションがよりスムーズになります。
連続テイクのテンポが向上
HEVCエンコーダコアの大幅な改善により、収録停止から次の収録開始までの待ち時間が短縮されました。連続テイクが求められる撮影現場で、テンポを崩さずスムーズに次のテイクに移行できます。

詳細機能
SyncVVの全機能を詳しく
システム構築
ボリュメトリックビデオのリファレンス映像収録に最適
SyncVVは、SDIで入力した映像を即時にMP4ファイル(H.265エンコード)に変換する収録システムです。1つのシステムで最大4チャンネルの映像を収録可能で、収録停止から数秒後にはポストプロダクションで使用可能な映像素材ファイルが出力されます。

複数台並列稼働によるチャネル拡張
SyncVVシステムは、複数台並列稼働によるチャネル数の拡張に対応。Viconシステムからの収録トリガー信号で複数のSyncVVを連動制御し、タイムコード同期による完全なフレーム一致を実現します。

未来に備えたハイブリッド入出力インターフェース
従来の3G-SDI/HD-SDIに加え、SMPTE ST 2022およびSMPTE ST 2110のIP規格に対応。構成によってSDIとIPのハイブリッド入力が可能で、ネットワークスイッチを介した柔軟な接続性を提供します。

SMPTE ST 2022 / SMPTE ST 2110
SMPTE ST 2022はSDI情報をIPパケットに変換する規格、SMPTE ST 2110は映像・音声・メタ情報を個別ストリームとして扱う規格です。SyncVVは両方の規格に対応し、スタジオに新しい技術要素を柔軟に取り入れることが可能です。(出荷時構成で決定)

新開発ハードウェア筐体
ラックマウント可能な堅牢性の高い専用筐体に、業務用グレードのマザーボードと各種コンポーネントを搭載。メインテナンス性に優れたフロントパネルにはステータスLEDと各種USBポートを備え、安心して撮影現場に導入頂けます。

様々な入力ビデオフォーマット
2048x1080p、1920x1080p/i、1280x720pの各解像度で60pから23.98pまでの幅広いフレームレートに対応。プログレッシブセグメンテッドフレームにも対応し、様々な映像機器が接続される現場でも安心して使用できます。

収録・再生
業務用高品質リアルタイムエンコーダ搭載
基幹設計に業務用高品質リアルタイムエンコーダを搭載。広帯域SDI信号を取り込みながら、映像と音声のリアルタイムエンコードを4系統並列で実行し、ミッションクリティカルな収録業務を強力にサポートします。

撮影から確認までの操作をフルサポート
撮影直後のプレイバック操作をワンタッチで実現。1フレーム単位のコマ送り、等速再生、スロー再生、早送り再生など、収録直後の確認に必要な様々な再生機能を提供します。

圧倒的に見やすいタリー表示
収録時に赤色、収録可能状態時に緑色の分かりやすいタリー表示を採用。複数システム同時操作環境でも一瞬で確認でき、設定でオフにすることも可能です。

状況を一目で確認できるトランスポートコントロール画面
タイムコード表示、オーディオ波形モニタ、オーディオレベルメータ、収録対象プロジェクト、収録テイク数と統計情報を凝縮した画面で一括表示。視線移動なしにシステム状況を一目で確認できます。

マルチチャネル再生機能
収録された複数チャネルの映像を完全に同期した形で再生可能。様々なアングルで撮影された被写体映像を同時に確認でき、短い時間で全てのカメラ映像をチェックできます。

収録安全性への配慮
収録中にSDI回線に不具合があった場合でも、収録処理を停止しない安全機構を搭載。無効なビデオフレームは破棄されますが、SDI回線が復帰した時点から映像と音声の収録が継続されます。

SDI断線検出表示
断線を検出したチャネルのみをテイクリスト上で黄色で表示。従来のテイク行全体の黄色表示から改善され、どのチャネルが断線状態なのかを容易に判別できます。

SDI断線検出時のカラーバー挿入
SDI断線検出時に素材ファイルへカラーバーを自動挿入。ポストプロダクション工程での破損フレーム検知が大幅に容易になります。

SHA-256を使った一貫性検証
ファイルコピー処理後にSHA-256ハッシュ値を使用し、コピー元ファイルとコピー先ファイルの同一性を検証。ファイルシステムやディスクシステムで稀に発生する予期せぬトラブルを未然に防止します。

素材管理
撮影素材を効率的に管理する素材管理システム
直交性のある見やすいテイクリストで多様なパラメータをひと目で確認。各テイクにお好みの色を付けて管理でき、人間工学に配慮した数々の工夫によりスムースなオペレーションを実現します。

テイクのレイティング
収録済みテイクに対してOK/NGなどのレイティングを設定可能。見やすいアイコン表示で一目瞭然、検索システムとの組み合わせで特定レイティングのテイクのみを列挙することもできます。

プロジェクトメタデータ
テイクにタグ、ノート、詳細説明の記述が可能。収録中にも編集操作ができるため、撮影時間の合間を使った効率的なメタデータ管理を実現します。

リアルタイム絞り込みフィルタリング機能
キーワード入力で即座に該当テイクのみを列挙表示。タグや収録時刻など多様なテイク情報から柔軟な検索操作が可能な、パワフルなフィルタリング機能です。

収録素材サムネイル表示機能
テイクリストに収録素材のサムネイルを表示し、直感的な素材把握を実現。スライダーで表示サイズを動的に変更でき、確認作業の内容に応じた表示をお好みで選択できます。
必要な撮影素材をまとめてエクスポート
撮影済みテイクリストから対象を絞り込み、検索結果の素材ファイルのみを外部ストレージにコピー。手動でのファイルバックアップ操作は一切不要で、ポストプロダクションへの素材渡しが手軽になりました。

テイクリストのMicrosoft Excel形式エクスポート
テイクリストをMicrosoft Excel形式(xlsx)で書き出し可能。Microsoft Excelのインストールは不要で、映像サムネイル付きのExcelシートにより収録素材の状態を他の端末でも一目瞭然に把握できます。

Microsoft ExcelからGoogle Sheetsへ
ExcelファイルをGoogle Sheetsにアップロードしてチームに共有可能。SyncVV開発チームによる変換プロセスの検証済みで、サムネイル付きテイク情報をいつでもどこでも確認できます。

静止画キャプチャ機能
ワンクリックで入力映像を静止画に保存。保存した静止画はそのままテイクリストに収録素材として管理でき、撮影風景やカチンコの撮影など1フレームで十分な場面で重宝します。

考え抜かれたディレクトリ構造
ソフトウェアによるプロジェクト管理だけでなく、手動データバックアップや異なる端末へのプロジェクトデータコピーまでを念頭に設計。貴重な撮影データを1バイトも逃さないデータ管理を実現します。

ポストプロダクションオートメーション用プロジェクトファイル
プロジェクトファイルはJSON形式のテキストファイルとして保存。データ内容は全て公開されており、ワークフロー自動化に向けた独自アプリケーションの構築も可能です。

クラウド型ファイル共有サービスを用いたプロジェクト同期
プロジェクトディレクトリをクラウド型ファイル共有サービスの管理下に置くことで、収録した瞬間から様々な端末にプロジェクトを共有。収録素材の安全性確保にも貢献する先進的な統合環境を提供します。

タイムコード
タイムコード収録開始指令と収録終了指令
SDI信号にVITC/LTCを重畳し、予め定義された収録開始・終了指令を使うことで、収録素材の先頭フレームと最終フレームを完全に一致。Viconシステムからの指令にも対応し、完全自動化収録システムにおける素材の完全性を確保します。

VITC/LTC/External LTC対応
VITC/LTC/External LTCの3種類のタイムコードに対応。チャネル毎のタイムコードにはVITC/LTC、システムグローバルにはExternal LTCと、柔軟にタイムコードソースを選択できます。

撮影素材へのタイムコード焼き込み機能
収録対象映像が入力された時にリアルタイムでビデオフレーム内にタイムコードをオーバーレイ。1フレームずつ焼き込まれるため、ポストプロダクションでの時間軸管理が大幅に改善されます。

タイムコード焼き込み位置と大きさ
表示位置は9箇所から選択可能、サイズは1ピクセル単位で調整可能。チャネル毎に設定でき、最小66x8ピクセルと撮影素材を邪魔しない形でバーンインできます。

手動収録時のタイムコード
手動収録時にもテイク情報にディスプレイタイムコード値が挿入されるようになりました。手動収録とタイムコード収録を判別可能にする[D]表記も付与されます。

インターフェース・プレビュー
撮影現場のニーズを熟知した画面レイアウト
黒基調の画面に、左側は入力、中央に撮影済み素材、右側にサムネイルを配置する直感的なレイアウト。薄暗い撮影現場でも環境に馴染み、状況を一目で把握できます。

操作を敏速に行なうショートカットキー対応
テイクへのレイティング設定、収録済み素材ファイルの再生など、多様な操作をショートカットキーのみで実現。業務用機器に必要不可欠な機敏な操作性を提供します。

Elgato Stream Deckデバイス
キーボード横に配置した専用操作デバイスで、テイクリスト操作、レイティング変更、収録済み映像の再生、収録開始・停止をワンプッシュで実現。キーボードショートカットとは異なる次元の直感的な操作環境です。

ラージビューダイアログ搭載
SDI入力映像のプレビューを拡張ディスプレイに表示するラージビューダイアログ機能。全4チャネルの映像を同時にタイル表示し、オペレータと撮影ディレクターが柔軟に運用できます。

プレビュー画面の映像回転機能
カメラを横方向に設置した場合でも、素材の方向に合わせた画面で入力映像を確認可能。回転なし、90度、180度、270度の4種類をマウス操作で即座に切り替えられます。

撮り直しの手戻りを現場で防ぐ
過去テイクのサムネイル画像を現在の入力映像に重ねて透過表示。透過濃度をスライダーで調整でき、前後テイク間の場面の矛盾確認やCG合成素材の撮影確認に活用できます。
ビルトインドキュメント
インターネットに接続されていないオフライン環境でもブラウザで閲覧可能なドキュメントを同梱。撮影や機材メインテナンスの合間に、システムの詳細情報を簡単に確認できます。

見やすいオーディオ波形表示
縦方向に流れる音声波形表示で、映像と音声の先頭・最終フレームの確認が容易。音声出力なしでSDIエンベデッドオーディオを直感的に確認でき、静粛性が求められる撮影現場にも最適です。

エンベデッドオーディオモニタリング
システムオーディオ出力からエンベデッドオーディオをモニタリング。専用ハードウェア不要でモニタリング環境を実現し、チャネル選択やミュート機能も搭載しています。

操作性を改善したメニュー
メニューにショートカットキー表示を追加。取扱説明書を参照することなく、メニュー項目を見るだけでショートカットキーを確認できます。

手動収録時のテイク名称
ユーザーが手動収録時のテイク名称を半角英数文字で自由に指定可能。従来のプリセット選択式から自由入力方式に改善されました。

システム状態の把握
トランスポートコントロール部にCPU稼働率・GPU稼働率を簡潔なグラフで表示。ハードウェアからアプリケーションまで、変化する環境における状態確認の手間を大幅に低減します。
