カメラ


SyncVV Cameraは小型で高精細60P出力可能なSyncVV専用カメラです。 (オプション製品)

スタジオ環境専用の内部回路設計により超低遅延を実現し、アクターの動きとSyncVVプレビュー画面内の動きに時間差を感じさせません。 スタジオ内トラス構造に取り付ける事を想定した剛性の高い本体設計により、過酷な現場環境での設置にも最適です。 株式会社クレッセント社製の特別なレンズは、あらゆるスタジオ環境に適合する明るさと視野を持ちます。

項目 詳細
ビデオフォーマット 1920x1080/60.00p (工場出荷設定可能)
エンベデッドオーディオ 対応 (48,000Hz サンプリング リニアPCM)
物理インターフェース SDI (BNC)
電子アイリス 本体背面スイッチによる動作選択
ホワイトバランス 本体背面スイッチによる動作選択
ボディー 剛性の高い金属筐体
レンズマウント CSマウント
標準レンズ 焦点距離f=4.85mm F=1.2 株式会社クレッセント製
センサー 1/2.8 インチ CMOSセンサー
同期 内部同期
ルックアップテーブル ビルトイン(工場出荷設定可能)
電源電圧 DC12V
消費電流 170mA (12V)
  • ルックアップテーブル: 工場出荷設定で御指定頂く事も可能です。(別途費用が生じる場合がございます。詳しくは株式会社クレッセントまでお問い合わせ下さい。)

ビデオフォーマットの設定

  • ビデオフォーマットの固定値は、標準で1920x1080/60.00pです。
  • ビデオフォーマットの固定値は、工場出荷設定で以下の値から選択できます。
解像度 フレームレート スキャンモード インターフェース
1920x1080 60.00 Progressive 3G-SDI
1920x1080 59.94 Progressive 3G-SDI
1920x1080 50.00 Progressive 3G-SDI
1920x1080 30.00 Progressive HD-SDI
1920x1080 29.97 Progressive HD-SDI
1920x1080 25.00 Progressive HD-SDI
1920x1080 60.00 Interlace HD-SDI
1920x1080 59.94 Interlace HD-SDI
1920x1080 50.00 Interlace HD-SDI
1280x720 60.00 Progressive HD-SDI
1280x720 59.94 Progressive HD-SDI
1280x720 50.00 Progressive HD-SDI
1280x720 30.00 Progressive HD-SDI
1280x720 29.97 Progressive HD-SDI
1280x720 25.00 Progressive HD-SDI

電子アイリスの設定

設定名称 SW1 動作
自動 OFF 自動で設定します。
固定 (1/100) ON 電子アイリスを1/100で固定的に設定します。
  • 電子アイリスの固定値は、標準で1/100です。
  • 電子アイリスの固定値は、工場出荷設定で1/100, 1/200, 1/500, 1/1000, 1/2000, 1/5000, 1/10000の中から御指定頂く事もできます。(別途費用が生じる場合がございます。詳しくは株式会社クレッセントまでお問い合わせ下さい。)

ホワイトバランスの設定

SyncVV Cameraのスマートなホワイトバランス設定機能は、スタジオ環境におけるカメラ設定管理作業を最小限にしながらも、幅広い環境条件に適合するために設計されました。 本体背面設定スイッチの設定により、お好みの動作を選択頂けます。

設定名称 SW2 SW3 SW4 動作
ユーザー設定0 (7500K) OFF OFF ON ホワイトバランスを7500Kで固定的に設定します。
ユーザー設定1 (6000K) ON OFF ON ホワイトバランスを6000Kで固定的に設定します。
ユーザー設定2 (4200K) OFF ON ON ホワイトバランスを4200Kで固定的に設定します。
ユーザー設定3 (3200K) ON ON ON ホワイトバランスを3200Kで固定的に設定します。
自動ホワイトバランス OFF OFF OFF 自動的に色温度の変化に追従し、ホワイトバランスを合わせる機能です。このモードの場合、特殊な光源の環境(高速道路のナトリウム灯や夕暮れの夕焼け等)では、ホワイトバランスが取れない場合がございます。
自動ホワイトバランス(拡張) ON OFF OFF 特殊な光源の環境(高速道路のナトリウム灯や夕暮れの夕焼け等)でホワイトバランスが取れない場合などに使用できます。一般的に、ホワイトバランス調整は、緑に赤と青を合わせますが、調整の過程で実際と異なる色で固定されないように赤と青のゲインに調整限度が内部で設定されています。このモードの場合、調整限度の制限を外して緑に赤と青を合わせる動作を行なう事で、一般的な調整限界を超えてホワイトバランスの調整を行ないます。調整範囲が広くなりますが、調整限度を超え過ぎた場合にはホワイトバランスが取れない場合があります。